ここ最近、SDGs(持続可能な開発目標)の流れに乗って「クリケットパウダー(食用コオロギ)」が注目され、プロテイン商品として市場に登場しました。しかし、最近のニュースで、国内で食用コオロギを取り扱う最大手の企業が倒産したという衝撃的な報道がありました。このトピックが興味深かったので、当ブログでも取り上げます。
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下記URLの記事をchat GPTで纏めると
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4bebef6d9279c5e02ebdc018f7072752c80f9ec
<徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」は、食用コオロギの生産を行っていましたが、11月7日に破産手続きを申し立てました。コオロギを使用した給食の提供がSNSで炎上し、「無理やり食べさせた」といったデマが広がりました。社長の渡邉崇人氏は、フェイクニュースが影響したと指摘。対策を講じたものの、商談はキャンセルされ、経営が厳しくなりました。今後は家畜やペット用コオロギ商品を展開し、最終的に人向け食品を目指す意向を示しています。コオロギへの抵抗感を減らす挑戦が続きます>
となります。
コオロギ食、現代日本に本当にマッチするのか?
SDGsや「環境に優しい」というフレーズは、一見すると時代にマッチしているように思えます。ただし、昆虫を食べるという文化自体が、まだまだ日本人にとってはハードルが高いのも事実です。
たとえば、学校給食でコオロギを使ったメニューが登場した際、SNSでの炎上を引き起こしました。この出来事からもわかるように、現代の日本社会では「食の多様性」と「消費者心理」の間に大きなギャップが存在しています。
昭和の時代であれば、テレビCMで八名信夫さんの「まず~い!もう一杯!」というキャッチコピーで青汁が話題になったように、斬新な商品が受け入れられる土壌がありました。しかし、令和の「ホワイト社会」では、商品そのものだけでなく、消費者への配慮やイメージ戦略が求められます。極端な話、メジャーリーグの大谷翔平選手のような著名人が営利抜きで「これ、いいよ!」と全力でPRするくらいのインパクトがないと、一般的な認知を得るのは難しいでしょう。
コオロギ食の未来を考える
コオロギ食は、「タンパク質供給源として環境に優しい」という売り手側の論理が目立ちます。しかし、栄養面に目を向けると、アミノ酸スコアは100であっても、筋肉の発達に効果的なロイシンの含有量が少ないため、筋肉増強目的で摂取する食品としては優位性が低いのが現状です。
また、現在ペット用としての展開も検討されていますが、ペットフード市場も飼い主の「ペット愛」が昔より高まっており、簡単には浸透しないと考えられます。
日本を含めた先進国では「食に困る」という状況が少なく、コオロギ食の必要性を実感しづらいことも課題です。一方で、発展途上国や気候変動による食糧危機への対応策として、可能性はかなり低いですがコオロギ食が新たな可能性を見出す場面もあるかもしれません。