3年程前にパーソナルトレーニングの歴史について記事にした時にこの先について軽く述べましたが今回はさらにアップグレードしパーソナルトレーニング業界だけでなく現在すごく熱い戦いを展開している24Hジム、それに付随する大手フィットネスクラブ(複合型フィットネスクラブ)も含めて考察し記事にさせて頂きました。
まずは以前の記事のパーソナルトレーニングの歴史を振り返りとしてAIにて下記にまとめてみます。
パーソナルトレーニングの歴史振り返り
【AIまとめ】パーソナルトレーニングは、1980年代のアメリカで始まり、日本では1990年代後半から一般に広まりました。2014年のライザップのCMを機に爆発的に普及し、大手ジムの参入や多様化が進みました。しかし、トレーナーの質の低下や価格競争も課題となっています。
今後は、コンビニ化による価格破壊と手軽さが進むと予想されます。5年程度で1時間3,000〜4,000円程度の低価格ジムが増加する可能性があります。一方で、高品質な指導力やブランド力を持つジムは生き残りますが、多くは淘汰されるでしょう。
パーソナルトレーニング業界は資金力のある大企業主導またはトレーナーの力量と差別化で勝負できるものだけが残る時代へと移行する可能性があり、今後の展開が注目されます。
上記の内容がパーソナルトレーニングの歴史での内容をAIにてまとめたものです。
すでに低価格化などの現象もおこっていますね。そして危惧されたようにトレーナーの質(知識・技術だけでなく受け手目線の指導ができるか)の低下も依然として課題であり少しづつ淘汰もおこっていますが参入障壁が低い分野なので淘汰というよりパーソナルジム(トレーナー)の入れ替えが起こっている現状です。
という事で下記より今回のアップグレード版を展開してみます。
24Hジムの台頭
フィットネス業界全体を見ていきたいので、まずから前回からの3年で大きく動いたのが24Hジムです。ちょうどチョコザップがサービス開始から2年半が経ちますがパーソナルトレーニングでのライザップ同様、またもや瀬戸健社長率いるライザップグループが動かしました。
時代の流れを変えるには大きく2つに分けて、天下を取っていくタイプとトリックスタータイプの2つに分かれると考えておりますがライザップグループは明らかに後者のトリックスタータイプであり今回の24Hジム戦争を作り上げました。あくまで個人的視点となりますがフィットネス業界を牛耳るのではなく、搔き乱す、時代を先送りする、フィットネス業界の未来の方向性を変化させる、と捉えています。
その事自体が良い悪いではもちろんなく世界的なインフレ傾向の中でのフィットネス業界のデフレ化の要因の一つにチョコザップは関わっていますし24Hジム自体が3,000円~5,000円といった価格帯が当たり前となりだしました。それにより元々価格的に低価格を謳っていたエニタイムフィットネスでさえ私の周りでは「高い!」と感じておられる人もいます。それゆえコストは減らさないと収益は上げられず施設に手を抜けば会員数が離脱し他ジムへと流れる、、、といった無理ゲー時代に突入しています。
ただここでも注意が必要なのが24Hジムが廃れる、という事ではなくまだまだ全体として成長するのですが競争が激化を超え無理ゲーに等しくなってきているという事です。
では何故無理ゲー化しているのか、、を次の章でみていきましょう。
フィットネス戦国時代突入へ
これは24Hジムだけに限らずパーソナルトレーニングジムにも言えることですがまず第一にフィットネス業界はクリーンなイメージがする!という事です。これはどういったことかというと他業種、特にクリーンなイメージのない企業がイメージアップのためにフィットネスに参入する。といった流れです。
解りやすい代表例がコナミスポーツになりますね。コナミといえばゲーム会社ですが他にパチンコやカジノなどにも関連しています。そこがスポーツクラブを運営し一時は体操の内村航平選手なども所属しイメージアップに貢献していました。
その他オーナーがトレーニングや健康管理が好きで半分趣味で運営したい、といったものもあります。で何が言いたいのかというとそれらの人、企業はフィットネス運営は企業広告に近いものがあり、大して儲うからなくても良いという深層があります。
さらにいうとフィットネスクラブにしろパーソナルトレーニングジムにしろ24Hジムにしろ上記のような内情が淘汰のスピードを鈍化させていると考えられます。個人での経営では単にサンクコスト効果(それまでの投資によって失った費用や労力を惜しみ、投資を継続すること)で粘るケースが多いですね。
以前別の記事でも書きましたがその点、加圧トレーニングスタジオの淘汰は早かったです。それは結果的と想像しますが加圧トレーニングジャパンのやり方が非常にうまく「ノアの箱舟」状態の業界になっているように感じ取れます。
最後に24Hジムで決定的なのが参入障壁がかなり低い!これに尽きます。
ではパーソナルジムは?
パーソナルトレーニングジムはほぼ僕の想定通りに進んでいて数年前で考えていた低価格化、それに定額化(サブスク)、月会費との混合制などの料金システムが登場しホワイト社会らしき綺麗なジムの内装、爽やかそうな若いトレーナー、といった流れが加速していきそうです。
この先淘汰もしくは埋没されるのは差別化できていないトレーナー、身だしなみ言葉使い体型に意識のいかないトレーナー、常にアンテナを張って自身のジムを快適なトレーニング環境に変化させていけないパーソナルジムが挙げられるでしょう。
今後パーソナルジム業界は世間の認知も安定しましたし全体としてまだ伸びる状態とありますが「淘汰や埋没させられているはずのトレーナー」がゾンビの様に生き残れる状態ですので、分類していくと
1,安定トレーナー組
2,中間ゾンビトレーナー組
3,中間伸びしろトレーナー組
4,新規参入トレーナー組
5,潜在トレーナー組
といった5つのパターンに分類され、いづれも1の安定トレーナーを目指していくかと思います。
安定トレーナーには簡単に纏めるとホワイト社会に適応し、コモディティー化しない(世間に埋没しない)技術や提供するサービスをもった差別化されたトレーナーがこの座につける、と考えております。
大手フィットネスクラブは、、、
私自身大手フィットネスクラブでのパーソナルトレーナーを行っていた経験があり、少なからず思い入れのあるセクターとなります。
大手フィットネスクラブ(複合型フィットネスクラブ)の未来予想図(5~10年スパン)
まず従来の3種の神器(ジム、スタジオ、プール)の大型施設が5~10年スパンで盛り返す事は考えにくく現在の形態のまま繫栄するのは困難かと考えられます。そこをまず念頭に置き大きく2つのシナリオが考えられます。
1,大手フィットネスクラブの衰退・・・全滅ではなくすでに始まっている店舗数減少が続く。5~10年で半減程度。
2,現在の形態を変化させつつ対応・・・現在の3種の神器系大型店舗を残しつつ、ダンス、ヨガ、ピラティス、スタジオ系などの教室系を売りとした小型ジム化。現在の大型店舗はスパ、サウナなどを有効活用し分別した新しい会員形態を築く。
24Hジムの出現によって若い世代の複合型トレーニング施設離れが加速し年配層がメインになっている現状を考え現在の60~70代が離脱する10年後に一気に店舗数が減少することが容易に予測されます。かといってコスパ、タイパを重視する若年層世代へのアプローチは非常に弱く都市部は若者向けジムに会員を取られ、地方は年配層に現時点では強いが過疎化と高齢層の自然離脱により将来性に非常に不安を感じます。今後は上記2の教室系やスパ等の有効活用の他、ゴールドジムの「筋トレ命層特化型」のようなかなり解りやすい差別化も視野に入れないと厳しいかと感じます。
今後意外と大切にされるもの
この先の未来は上記にも述べたタイパ、コスパの優れたもの、ホワイト社会化した店舗、人間関係が主流となります。
ただ面白いことにタイパ、コスパの逆をいっても良いと考えます。
それはどういうことかというとパーソナルジムでは受け手側に「このトレーナーはこれだけ自身に時間とコストをかけて丁寧に指導し考えてくれているんだ」という満足感を得て頂くことが経験価値に繋がりAI時代やタイパ、コスパの優れたものよりも勝る!という事です。
もちろん経験価値を得て頂くには栽培マンのように短期で育成されたトレーナーや店舗スタッフでは無理で長年積み重ねた知識、技術を対象者に合わせしっかり吟味し提供する、といったレベルの高さが必要になってきます。
経験価値を感じさせれるトレーナーは短期で詰め込んだ知識を全てクライアントに提供するのではなく多くの引き出しの中から選び抜いて提供する技術がある。という事です。それは相手によって必要性のないものは削ぎ落してスマートに提供することによって解りやすく伝わるという事になります。
余談ですが後藤達也氏のnoteにて下記図表を載せていてパーソナルトレーナーにも応用できる内容と思い掲載させて頂きました。
上記図表で例えるとトレーナー側が「伝えたいこと」側でありトレーナーのやりたい指導等になります。それに対し「世の中の関心」は会員側になり真ん中のオレンジの部分が両者の重なり合う部分となります。大事なことは図左側の自身が伝えたいだけで受け手側の関心のない事は切り離し、まず「世の中の関心」部分で勝負しなければ信頼関係が生まれません。しっかり関心を掴んでから左側の伝えたいことへと移ります。
これを基にパーソナルトレーナー版を作ったのが下記になりますが、
上の図の後藤達也氏バージョンはSNSやYouTubeなどの1対多数の理想形であり、パーソナルトレーニングようなマンツーマンになると下の図の1のように不十分なケースとなります。もっと最悪なのが2のケースでトレーナーの自己満足トレーニングで終わってしまい会員側のニーズややりたいことを全く無視しているケースとなります。
求められるケースは3で会員のやりたいこと、本質的ニーズを包み込んでおり、さらにいうと赤のトレーナーの伝えたいことも受け手側に合わせ無駄なことは伝えない。省く勇気をもった指導が必要になります(それが受け手側のタイパに繋がります)。
今後はAI化、ホワイト社会化により「人」がより希薄なります。逆にその「人」として価値を感じさせる事が出来る存在が「絶対的強さ」になる時代へと変化すると感じております。それは大企業や店舗数をドンドン増やしたりするジムには不可で、広告宣伝による数年レベルの急速な伸びを感じさせることが出来るでしょうが、参入障壁がかなり低くライザップグループ(チョコザップ含む)や24Hジムのような無理ゲー社会の突入を余儀なくされると私は読んでおります。
この人の価値がAIにも勝る時代というものをまた2030年近辺に答え合わせを行ってみたいですね!
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執筆者情報:「執筆者不明」の記事が多いインターネットの世界ですが、真実を伝える事を重要視する加圧&ボディメイクスタジオKは、執筆者の情報も明確にしています。 この記事は、下記紹介の勝村憲治が作成しております。 情報の扱いが曖昧なサイトが非常に多く、無責任な内容も多々見受けられます(あくまで私見となります) 。情報を発信する側にしても受け取る側にしても正確な内容か、その記事は信頼できるか、そのような点もパーソナルトレーニングジム選びの参考になさってください。 当サイトはSSL(https://~)の導入による情報の暗号化、執筆者情報公開などの体制を整え、常に読者やクライアント目線での情報を提供しております。 その後2014年より南海難波駅徒歩1分の立地にて当施設「加圧&ボディメイクスタジオK」を運営。 運動初心者から機能的なトレーニングまで幅広く行い食生活やメンタルサポートなども得意とする。 ◆保有資格 ◆コンテスト等 ◆2018,2020,スカイオーシャンモデル |
