昭和100年の今年、フィットネス業界はさらに多様化し、単なる筋力向上だけでなく、健康やライフスタイル全体を向上させる流れが加速しています。その中で前回のパート3「加圧トレーニングの再評価」そして「メンタルヘルス×フィットネス」「ヨガ・ピラティスの再注目:メンタル&姿勢改善の鍵に」に引き続いてパート4「短時間・高効率トレーニングの人気上昇」をお伝えさせて頂きます!
元ネタはこちらから→「最新フィットネストレンド|トレーナーが注目する変化と可能性」
パート①→ヨガ・ピラティスの再注目:メンタル&姿勢改善の鍵に
パート②→メンタルヘルス×フィットネス
パート③→加圧トレーニングの再評価
【シリーズ第4弾】短時間・高効率のトレーニング人気上昇|“時間がない”時代に応える新潮流
時間をどう使うか──それが問われる時代に、フィットネスのあり方そのものが再定義されています。
「1時間以上トレーニングしないと効果がない」
以前のそんな常識が変わりつつあります。
今、フィットネス業界では“短くて濃い”を極めた短時間・高効率トレーニングへの関心が急速に高まっています。背景には、単なるブームではなく、現代人のライフスタイルそのものの変化があります。
■ マイクロワークアウトの台頭|10〜20分で“濃密な成果”を得る時代
いま注目を集めているのが、「マイクロワークアウト」。
これは、10~20分の短時間で最大限の効果を得るトレーニングスタイルといわれます。
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家事や仕事の合間に
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すきま時間を活用して
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通勤前や帰宅後のちょっとした時間に
タイパを求める忙しい現代人が継続可能で、かつ効果の出やすい習慣として、このスタイルを取り入れ始めています。
最近は「トレーニングは長さではなく、質で勝負」という思想を持つトレーニーも増え、加圧&ボディメイクスタジオKでは、30分以内の高密度なトレーニングで成果を上げるプログラムを提供いたしております。これが忙しいビジネスパーソンや主婦層を中心に、強く支持されています。
■ HIIT人気の拡大と現実的な課題|“効果”と“継続性”のバランスをどう取るか?
HIIT(高強度インターバルトレーニング)は、短時間で脂肪燃焼や心肺機能向上を狙えるメソッドとして以前から注目されてきました。
確かに、高い運動強度×短時間という構成は、タイパ重視の現代にはフィットしています。
ですが――
僕自身以前から指摘されていた通り、HIITは強度が高く、特に初心者や運動に不慣れな方にとっては継続のハードルが極めて高いのが事実です。
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やり切れず挫折してしまう
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怪我や不調に繋がる
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「キツい記憶」がトラウマになり運動自体を避けるようになる
このようなリスクがあり、「継続こそ成果」という本質から外れてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、当施設のような個別に対応できるトレーナーの存在が重要になります。無理なく続けられる強度設定、体調や目的に合わせた調整――それが、単なる流行ではなく本質的に成果の出るトレーニングへと導く鍵と言っても過言ではないでしょう。
■ 楽しさ×トレーニングの融合|“ゲーミフィケーション”がもたらす新体験
最近では、VR(仮想現実)やゲーミフィケーションを取り入れた「楽しみながら運動できるプログラム」も増えてきました。
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自転車型マシンで世界を旅するVR体験
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フィットネス×音ゲーのような全身運動プログラム
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達成目標やポイント制でモチベーションを可視化
これは、「運動=辛いこと」という固定観念を崩し、“遊び感覚”で習慣化させる試みとして非常に効果的ですね。
上記はパーソナルジムよりフィールサイクルや格闘技エクササイズ等のスタジオプログラムが主流で、パーソナルジムではあえて最新のVR機材は導入していないところが多く、基本的にはトレーニングの中で心理的ハードルを下げ、達成感や楽しさを感じられる工夫を徹底しています。これは、ただ身体を動かすだけでなく、心まで整う場を提供するパーソナルトレーニングならではのアプローチといって良いでしょう。
■ まとめ|“長く頑張る”から“短く結果を出す”へ
今、フィットネスの新常識は確実に変わってきています。
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長時間の運動は、もはや絶対ではない
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短時間でも「正しく、効率よく」行えば大きな成果は出る
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忙しい日々の中でも“挫折せず続けられる設計”こそが最重要
「続けられることが、最大の成果につながる」という当施設の信念。
加圧トレーニングやボディメイクの本質も、まさにこの“継続と効率のバランス”の上に成り立っています。
だからこそ、加圧&ボディメイクスタジオKでは、一人ひとりの時間、目的、体力に最適化されたパーソナルトレーニングを通じて、
「もう運動は無理かも」と感じているすべての人に、“フィットネスの再出発”の場を提供し続けています。
前回テーマとしてあげた加圧トレーニングも大きく捉えるとど真ん中のトレーニング法ですよね
時間のないあなたへ、
効率よく、楽しく、美しくなる新習慣――それが短時間・高効率のトレーニングです。